なおきの大分市政ラボ Vol:80 ごみ袋有料化から12年、本気で数字と向き合う時

日々の暮らしの中で、ちくしょー!と思う瞬間ありませんか?
私は、指定ごみ袋のストックが切れたときです。
燃えるごみの日なのに袋がない!と慌てますが無駄です。朝の忙しい時間にそんな余裕はありません。
大分市でごみ袋の有料化が導入されたのは平成25年。かれこれ10年以上経ちます。大サイズ10枚315円という価格は、決して目玉が飛び出るほど高いわけではありません。でも、これがないとゴミを出せないというシステムは、地味にストレスです。
ところで、そもそも何でこの制度が始まったのか、皆さんはご存じでしょうか。
当時の背景には、ごみの減量化やリサイクルが一向に進まないという課題がありました。加えて、ごみを大量に出す人も努力で減らしている人も、ごみ処理にかかる税負担が同じというのは不公平だという声。
他には、最終処分場が足りなくなるという危惧があったようです。入り口の理屈としては、一定の合理性があったのだと思います。
この制度、実は3年に1度見直すことが約束されていて、今年が丁度それに当たります。正にこれから審議会で議論される予定なんですが、ここでちょっと指摘したい。
導入から10年以上が経過した今、ごみの減量効果や処分場の延命効果が具体的にどれほどあったのか。
正直なところ、客観的なデータや実績に基づいて、詳しい中身がシビアに検証されているとは言い難い状況です。確たる証拠がないため推測になってしまいますが、行政特有の「一度始めた制度はとりあえず継続する」という前例踏襲に感じてなりません。
私は経済環境常任委員として、議会の場でこの問題を議論すべきと訴えています。行政の仕組みは、一旦動き出すとそれ自体が目的化しやすく、覆すのが極めて難しいという構造的な欠陥を抱えています。
仮に、この制度が当初の目的を果たしていない、もしくは果たしたのであれば、誰かが責任を取って方向転換を図らなければなりません。
嫌われ役を買って出るのは勇気が要りますが、相当の覚悟を持って、今年度の見直しに向けて議論を重ねて参ります。
この件は、市民の方からいただいたご相談や、現場での気づきが出発点でした。
「私の校区の問題も相談に乗ってほしい」
こういったご要望があればご連絡ください。すぐに解決できないこともありますが、記録して積み上げていきます。
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